私たちの概念
人が住まなくなった「上幌内集落」
名寄市や下川町と境をなす秀峰「ピヤシリ山」を源とした水は、神門の滝をつくり、幌内川の豊かな流れをつくり、さらには人の手が加わり上幌内集落で農業が始まりました。しかし、2006(?)年を最後にこの集落から人がいなくなり、写真のような荒涼とした農地が広がっておりました。
「上幌内集落」で農業生産を復活するために雄武町の力添えを得ながら、農林水産省の補助事業を活用して耕作放棄地の再生に着手しました。平成25年度から再生作業に着手し、平成27年度末までに約150haの農用地を再生しました。その農地では韃靼(だったん)そばを植えています。上幌内集落が日本最北の韃靼そば生産地へと生まれ変わりました。
韃靼そばの新たな品種「満天きらり」
「ニガ蕎麦」なんて言われ方もするこの韃靼(だったん)そば。しかし、驚くほどの栄養価の高さを有しています。
近年、この韃靼そばにも、「苦くなく、ルチンが豊富」な「満天きらり」という品種が登場。
雄武町の韃靼そば畑では、すべてこの満天きらりを栽培しています。
自社製粉だからできる韃靼そばの活用
農林水産省の補助事業を活用し、自社で貯蔵し、製粉することができる施設を建設しました。
当社では、粉の状態で販売を行っております。
乾麺や半生麺といった通常の麺だけでなく、焼酎やお茶としても楽しむことができます。
さらには小麦粉の代わりとしてパンやピザなど、工夫次第で色々な活用が可能です。